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Movement Medicine®

ムーブメント・メディスン®

生命力あふれる身体・心・マインド

コンシャスダンス・フェスティバル2024より Photo : Madhugraph

ムーブメント・メディスンは、身体から自然に生まれる動き(ムーブメント)が自分の薬・癒し(メディスン)となるダンスです。
音楽やガイドと共に身体を動かすことで心身の解放や自己治癒力を促します。世界中の認定ティーチャーによってワークショップやクラスが開催されており、経験、性別、年齢に関わらず誰でも参加することができます。芸術性・科学性・セラピー・シャーマニズムの特性を融合させた、現代を生きる私たちのメディスンとなるダンスです。

ムーブメント・メディスンについて

ムーブメント・メディスンを知る

Photo by Siion

身体の自然な動きを通して、内なる叡智や生命力とつながり、癒し、成長そして行動へとつなげていくボディワーク、それがムーブメント・メディスンです。

「踊る瞑想」とも呼ばれ、音楽と言葉のガイドに導かれながらそれぞれが自分のダンスを見つけていきます。イギリスのスザナ&ヤコブ・ダーリングカン夫妻によって創始され、個人の内面だけでなく、他者や社会との関係性にも目を向けていきます。5リズム、ゲシュタルト心理療法、シャーマニズム、神経科学などを背景に、自分をよりよく知り、その気づきを日常の中での選択や行動につなげていくことを大切にしています。

ムーブメント(動き)がメディスン(薬・癒し)に

Photo by the Bonita

ムーブメント・メディスンでは、誰もが生まれながらに「ダンサー」であると考えます。シンプルなガイドと音楽の中で動くことで、思考や感情、想像力が自然に身体と結びつき、動きそのものが「メディスン(癒し・気づき)」となっていくのです。ムーブメント・メディスンの実践によって育まれる体験にはこのようなものがあります。

  • 抑え込まれていた感情が解放される
  • 未完了だった体験が完了していく
  • 自分自身をより深く知り、受け入れられるようになる
  • 夢を行動に移す勇気が生まれる

人類学が示す「踊る人間」

人類学の研究が示すように、ダンスは特定の文化や時代に属するものではありません。
それは人類に共通する、最も古く、最も普遍的な表現のひとつです。狩猟採集社会から農耕社会に至るまで、ダンスは生存、結束、癒し、通過儀礼、祈りの中核にありました。

集団で動き、リズムを共有することは、共同体の結束を強め、協力行動を促し、人類の進化を支えてきたと考えられています。ムーブメント・メディスンは、この「踊る人間」という進化的遺産を現代の文脈に取り戻す試みです。踊ることは、表現活動としてだけではなく人間が本来持っている回復力・創造性・関係性を呼び覚ます方法と言えるでしょう。

科学と進化の視点から見たムーブメント・メディスン

近年の神経科学は、身体を動かすことが感情調整、ストレス耐性、自己認識に直接的な影響を与えることを明らかにしています。
特に、音楽に合わせたリズミカルな動きや即興的なダンスは、自律神経系のバランスを整え、安心感とつながりの感覚を育てることがわかっています。
思考よりも先に、身体は環境を感知し、反応し、学びます。動きは言葉よりも速く、私たちの神経系そのものに働きかけるのです。
ムーブメント・メディスンは、こうした人間本来の神経生理学的な仕組みを土台に、身体・感情・想像力・社会性をひとつのシステムとして統合していく 実践的なアプローチです。

参考文献・引用元

1)ダンスおよびダンス・ムーブメントが感情調整、ストレス低減、ウェルビーイングに与える影響を示したメタ分析
Koch, S. C., Riege, R. F. F., Tisborn, K., Biondo, J., Martin, L., & Beelmann, A. (2019). Effects of dance movement therapy and dance on health-related psychological outcomes: A meta-analysis. The Arts in Psychotherapy, 63, 101–113.
2)ダンスが情動調整、自己感覚、社会的つながりに及ぼす影響を包括的にレビュー
Koch, S. C., Kunz, T., Lykou, S., & Cruz, R. (2014). Effects of dance movement therapy and dance on health-related psychological outcomes: A review. The Arts in Psychotherapy, 41(1), 46–64.
3)音楽とリズムが自律神経・ストレス反応・情動に及ぼす神経生理学的影響を示すレビュー
Fancourt, D., Ockelford, A., & Belai, A. (2014). The psychoneuroimmunological effects of music: A systematic review and a new model. Brain, Behavior, and Immunity, 36, 15–26.
4)ポリヴェーガル理論ー私たちの神経系がどのように感情や社会的行動に影響を与えるかを深く理解するための理論
リズム・呼吸・動き・社会的関わりが神経系の安定に重要であることを示しています。
Porges, S. W. (2011). The polyvagal theory: Neurophysiological foundations of emotions, attachment, communication, and self-regulation. W. W. Norton & Company.
5)「ポリヴェーガル理論入門」心身に変革をおこす「安全」と「絆」 東京,春秋社
(2018) ステファン・ポージェス著 花岡ちぐさ訳
6)アート:ダンスを含めた芸術が人間が生き残るために進化させてきた生物学的な必須行動という視点 人類学者・作家エレン・ディッサナヤケ著(Ellen Dissanayake)

What are the arts for?
– Professor Ellen Dissanayake
Ellen Dissanayake
official homepage

動画での紹介

ムーブメント・メディスンについて(英語)

Movement Medicine with Megumi

ムーブメント・メディスン ジャパン 3人のティーチャー

ムーブメントメディスン本校の紹介

School of MovementMedicine

定期クラス

東京と群馬で月1回定期クラスを開講しております。初心者の方から経験者の方まで、どなたでも参加いただける内容となっており、ムーブメント・メディスンの魅力を一緒に楽しみながら学びます。

ワークショップ

ムーブメント・メディスンのワークショップを全国各地で開催しています。音楽とムーブメントを通して、身体・感情・思考・意識のつながりを深め、本来の自分らしさや創造性、生命力にアクセスしていく実践的なワークです。
参加者一人ひとりの経験を尊重しながら、安心できる場づくりと丁寧なガイドを大切にしています。初心者の方から、継続的に探求されている方までご参加いただけます。

主なテーマ

  • Awakening the Dancer(内なるダンサーが目覚める)
  • ムーブメント・メディスンのベーシック・ツール
  • 身体・心・マインドの調和
  • ハートの4つの部屋(感情のワーク)
  • 季節のセレモニー
  • アーキタイプ・ダンス
  • シーア・プロセス(ダンスを通して過去を昇華させる)
  • フェニックス・プロセス

ワークショップの内容は、開催地の主催者の方と対話を重ねながら、その場に集う方々やテーマに合わせて丁寧に構成しています。
ご興味のある方、開催をご検討の方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

個人セッション

個人セッションでは、ムーブメント・メディスンのツールを使いながら、その人に合ったセッションを行います。 場所はスタジオを使って行うか、オンラインでのセッションも可能です。出張も行います。 グループで踊ることに抵抗のある方や、より自分自身のテーマを掘り下げたい方にお勧めです。

日時 :個別に相談に応じます
料金 :2万円/1時間(初回1時間15分)
講師 :宮田恵

朝のダンス オンライン

毎朝7時から15分間の踊る時間を設け、テーマを定期的に変えながらムーブメント・メディスンを行います。Zoomというプラットフォームでネットさえあればどこからでも参加できます。いつからでも、どなたでも大歓迎です!
毎週変わる音楽とテーマをこちらに載せています。

日程 :月曜~金曜の毎朝(祝日でも開催します)
時間 :7:00~7:15
月額料金 :3,000円(税込み)
ファシリテーター :宮田恵

朝のダンスオンラインが生まれた背景

2020年の春分の日-3月20日から6月27日までの100日間、毎朝7時から15分間オンラインで踊り祈る場を開きました。
そこで行ったのが、ムーブメント・メディスンの メサ・プラクティスです。メサ・プラクティスとは、動きながらミクロ(身体そのもの・皮膚の内側すべて)、メディオ(身体の周りの領域)、マクロ(世界)に意識を合わせ 「今、ここにある自分」にグラウンディングしながら周りの世界へとつながっていく実践法です。

一人ひとりが、世界の状況にどう“応える”かが問われている昨今。 この100日のダンスは新型コロナウィルスに伴う状況に、私たちが出したクリエイティブな応えでした。 この朝の短い時間が、皆さん自身の”応え”を模索し、表現する助けとなりますように。という想いから始まり、その発展したものが現在も続く「朝のダンス オンライン」です。

イニシエーション – 9つのライフサイクルを巡る旅

「イニシエーション(通過儀礼)」とは、人生の旅を振り返りながら、自分の本質とつながり直していくプロセスです。 このリトリートでは、ダンスを通して「受胎から死まで」の9つのライフサイクルを巡り、自分自身の人生の物語に新しい光をあてながら、再発見と再構築を行っていきます。

9日間をかけて取り組むのは、人生の9つのサイクル──受胎、誕生、幼年期、思春期、青年期、成人期、成熟期、老年期、そして死。

ダンスを通して、最初の5つのサイクルにある風景や原型を探求し、過去にあったものを認め、変容できるものに働きかけ、その時期に宿るテーマや課題から学びを受け取っていきます。
青年期から成熟期への移行にさしかかる頃には、「ミニ・ビジョン・クエスト」として一日を静かに過ごし、今の人生全体を見渡す時間を持ちます。 これは、自分だけのかけがえのないライフストーリーにあらためて出会い、その中に平和やリソースを見出していくためのリトリートです。

このコースは2027年日本・中国開催予定の「アプレンティスシップ・プログラム」への参加必須科目です。

このリトリートで体験すること

過去をリソースに

幼少期から青年期までの記憶をダンスで辿り、未完了の感情に気づき「知恵」へと変容させます。

ミニ・ビジョン・クエスト

今の人生を俯瞰し、これからどう生きたいかを明確にする静寂の時間を過ごします。

「終わり」に触れる〜死を味方に〜

「終わり」を意識することで、今生きている生命の方向性を再発見します。

仲間とともにプロセスを歩む

一人ではなく、共に魂を震わせる仲間と共に過去・現在・未来を旅し、強い繋がりを育みます。

このリトリートのポイント

  • 自分の人生の主導権を取り戻す:過去の経験を制限としてではなく、これからを形づくる力として捉え直していきます。
  • 関係性への新しい視点:家族や身近な人との関係に目を向け、人生の土台にある絆を調和へ導く鍵と出会います。
  • 経験を次につなげる:これまでの体験を整理し、自分なりの意味や学びとして統合していきます。
  • 身体からのアプローチ:思考だけでなく、身体を通して取り組むことで、実感を伴った変化を促します。

このコースは、2027年日本・中国開催予定の「アプレンティスシップ・プログラム」への参加必須条件にもなっている重要なステップです。ムーブメント・メディスンの奥深さに出会っていただけるリトリートでもあります。アプレンティスシップに興味のない方にもお勧めします。

イニシエーション開催予定

2026年9月29日-10月6日 中国・天津市盤山
2027年 日本

“Initiation
〜A Dancing VOYAGE through 9 cycles of LIFE 〜

動画での紹介

ムーブメント・メディスン アプレンティスシップ・プログラム

Photo by Miki Ikeda

ムーブメント・メディスンを日常で実践したい方や、ムーブメント・メディスンを将来的に教えたい方のためのプログラムです。

創始者ヤコブとスザナの指導のもと経験を積んできたアプレンティス・リーダーが、きめ細やかなサポートとチャレンジを含めた学びを提供する集中的なプログラムです。このプログラムでは、参加者一人ひとりが人生そのものを「創造的なプロジェクト」として捉え、自分のテーマを見出します。たとえば、本を書くこと・新しい人生の方向性を見出すこと・家族との和解を深めること。

このプログラムの中で、参加者は見出したテーマ・夢に導かれながら、ムーブメント・メディスンのツールを使い自ら実践し体現していく方法を学びます。ここではアプレンティス・リーダーや仲間たちとトライブ(部族)のように集い、お互いをサポートし合いながら学んでいきます。さらに参加者は世界各地から集まっているムーブメント・メディスンのグローバル・コミュニティの一員となっていきます。

*ムーブメント・メディスンを教えるためには、アプレンティスシップ・プログラム受講後、創始者によるプロフェッショナル・トレーニングを受講する必要があります。(現在ヨーロッパでのみ開催)

このプログラムで大切にしていること

  • ムーブメント・メディスンの実践や哲学を、日々の暮らしの中に生かしていくこと。
  • 身体・感情・思考・スピリットを含めた“全体としての自分”を迎え入れていくこと。
  • 言葉と行動を少しずつ一致させながら、この世界での在り方を探求していくこと。
  • 完璧な誰かになるのではなく、ありのままの自分を受け入れて、より深く生きていくこと。
  • 自分を尊重し、仲間を尊重し、それぞれの違いを歓迎しながら、ともに支え合い、学び合うリアル・コミュニティを育むこと。
  • 深刻になりすぎずに自分を見つめるユーモアを忘れず、この人生で本当に大切にしたいものに耳を澄ませていくこと。
  • 生きている世界への視点を持ち、地球を資源としてではなく唯一無二の生命体として尊重すること。

プログラムの受講条件

175時間のコンシャスダンスの経験(*オンラインでのカウントについては下)

このうち100時間はムーブメント・メディスンである必要があります。その100時間中、最低75時間は資格のあるムーブメントメディスン公認ティーチャーとのセッションである必要があります。
さらに、5リズム、Open Floor、Soul Motion、Tamalpa Institute、Azul、Suprapto SuryadarmoのAmertaワークなど、関連するコンシャスダンス プラクティスを最大75時間まで含めることができます。参加時間を記録しておいてください!

フェニックス ライジング/フェニックス リトリート

オンラインまたは対面ですでに受けていること。

イニシエーション – 9つのライフサイクルを巡る旅

前述のプログラムです。ご確認ください。

英語

完璧である必要はありません。コミュニケーション、レッスンの理解に必要になります。

*オンラインでのカウントについて(175時間の内訳)

  • 最大60時間はムーブメント・メディスン本校が行うオンラインのStudy Hubの参加に充てることが可能です。
  • 最大20時間はオンラインのオープンクラスに充てることが可能です。
  • 最大40時間は公認ムーブメント・メディスンティーチャーとの少人数制の継続グループまたはワークショップ形式のワークに充てることができます。

アプレンティスシップ・プログラム開催予定

2027-2028年に日本および中国において、アジアで初のアプレンティスシップ・プログラムが開催予定です。
詳細は近日公開予定。

ムーブメント・メディスン
ジャパン

全国でワークショップを開催

スタジオ・グラシアでは、性別・経験・人種・年齢等に関係なく、すべての人が踊ることを応援します。個人レッスン、そしてグループやテーマに沿ったワークショップも行っています。
ご要望に合わせ、全国に出張いたします。
ご質問・お問い合わせはお気軽にどうぞ。

過去の実例

*群馬県渋川市役所主催「女性の為の人間関係講座」2011年度講師
*野外フェスティバル・ワークショップ 08年より国内外で開催
「ダンスを通した感情表現」
「4エレメンツ・ダンス~大地・火・水・風~」
「リズムで遊ぼう!」
「満月祭」
「SOLSTICE」夏至・冬至に合わせたワークショップ

フライヤー

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ムーブメントメディスンギャラリー